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アシュレー・モンタギュー
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アシュレー・モンタギュー(Montague Francis Ashley-Montagu、1905年6月28日 - 1999年11月26日)は、イギリス生まれのアメリカ合衆国の人類学者。
ロンドン・イーストエンドのユダヤ人街に、イスレイエル・エーレンバーグとして生まれ、のち改名。1922年ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンで学び、グラフトン・エリオット・スミス、チャールズ・セリグマンに師事、心理学、人類学を学ぶ。1931年にはロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに学び、ブロニスワフ・マリノフスキに教わる。1931年に米国に帰化、医学生となる。1937年ルース・ベネディクトの指導の下でオーストラリアのアボリジニについての論文でコロンビア大学博士号を取得、1949年ラトガース大学人類学教授。1955年赤狩りのため大学を追われ、一般向けの書籍を執筆し、テレビにも出演した。のちニューヨーク大学教授。
邦訳
- 『女性 この優れたるもの』田中寿美子訳 法政大学出版局 1954
- 『人類の百万年 人類学入門』アシュレー・モンテギュー 石田英一郎訳 時事通信社 時事新書 1959
- 『人類の百万年 人類学入門』A.モンテギュー 鈴木満男、岡田宏明訳 社会思想社 現代教養文庫 1968
- 『人間関係と人間性の教育』モンテーギュ 蜂屋慶、藤本浩之輔訳 明治図書出版 1971
- 『女はすぐれている』中山善之訳 平凡社 1975
- 『タッチング 親と子のふれあい』佐藤信行、佐藤方代共訳 平凡社 1977
- 『愛としぐさの行動学 人間の絆』F.マトソン共著 吉岡佳子訳 海鳴社 1982
- 『暴力の起源 人はどこまで攻撃的か』尾本恵市、福井伸子訳 どうぶつ社 自然誌選書 1982
- 『ネオテニー 新しい人間進化論』尾本恵市、越智典子訳 どうぶつ社 自然誌選書 1986
- 『「非人間化」の時代』フロイド・メイトソン共著 中野収訳 ティビーエス・ブリタニカ 1986
- 『アメリカン・ウェイ・オブ・ライフ 人類学者の観たアメリカ社会』西村頼男、渡辺昇共訳 山口書店 1988