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オダマキ属
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オダマキ属 | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Aquilegia L. | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
オダマキ属 | |||||||||||||||||||||
種 | |||||||||||||||||||||
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オダマキ属(オダマキぞく)は、キンポウゲ科の属の一つ。ラテン名のアキレギアやアクイレギア(Aquilegia)ということもある。本属の植物の総称がオダマキである。
オダマキは漢字で苧環を当てるが、これはもともとは機織りの際につかう苧環という糸玉に由来する。苧環はカラムシ(苧、「お」とも)、アサ(麻)、コウゾ(楮)の繊維を糸にしたときに丸めておくもので、丸みのある花の形を中が中空の苧環に連想したもの。したがって、オダマキから苧環は作らない。
特徴
根出葉は普通2回3出複葉で細かく分かれ、先端には丸っこい小葉がつく。茎が高く伸びるものでは、やや小型の茎葉が出る。花の外側の花弁のようなものは、じつは花弁ではなく萼である。花弁はその内側にあって、ややまとまって筒状になる。花弁の基部からは角状の距が伸び、萼の間から外に突き出る。
全草が有毒。
- 成分 プロトアネモニン(protoanemonin)
- 症状 皮膚炎(水疱)、胃腸炎、心臓麻痺。
分布
日本、アジア、ヨーロッパに約70種自生し、日本のものは山野草として愛好される一方、外国産のものには品種改良が行われ、園芸植物として広く市場に出回っているものがある。日本にはヤマオダマキ、ミヤマオダマキの2種が山地から高山にかけて分布する。ミヤマオダマキはむしろ山野草として栽培される。
原種
- Aquilegia barnebyi
- Aquilegia brevistyla
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Aquilegia buergeriana(ヤマオダマキ)
- var. buergeriana f. flavescens(キバナノヤマオダマキ)
- var. oxysepala(オオヤマオダマキ)
- Aquilegia caerulea
- Aquilegia canadensis(カナダオダマキ)
- Aquilegia chrysantha(キバナオダマキ)
- Aquilegia desertorum
- Aquilegia elegantula
- Aquilegia eximia
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Aquilegia flabellata(本種のvar. flabellata が狭義のオダマキ)
- var. pumila(日本にはミヤマオダマキが分布する)
- Aquilegia flavescens
- Aquilegia formosa (ニシキオダマキ)
- Aquilegia grahamii
- Aquilegia jonesii
- Aquilegia karelini
- Aquilegia laramiensis
- Aquilegia longissima(ツメナガオダマキ)
- Aquilegia micrantha
- Aquilegia pubescens
- Aquilegia saximontana
- Aquilegia scopulorum
- Aquilegia schockleyi
- Aquilegia triternata
- Aquilegia vulgarii(セイヨウオダマキ)
なお、ヒメウズはこの属に含めることがある。