デキストロチロキシン

デキストロチロキシン

IUPAC命名法による物質名
IUPAC名 (2R)-2-amino-3-[4-(4-hydroxy-3,5-diiodophenoxy)-3,5-diiodophenyl]propanoic acid
臨床データ
販売名	Choloxin
Drugs.com	Multum Consumer Information
胎児危険度分類	US: B
法的規制	Discontinued
識別
CAS番号	51-49-0
ATCコード	C10AX01 (WHO)
PubChem	CID: 8730
DrugBank	DB00509
ChemSpider	8402
UNII	4W9K63FION
ChEBI	CHEBI:30659
ChEMBL	CHEMBL559
別名	D-3,5,3',5'-tetraiodothyronine
化学的データ
化学式	C15H11I4NO4
分子量	776.87 g·mol−1
SMILES O=C(O)[C@H](N)Cc2cc(I)c(Oc1cc(I)c(O)c(I)c1)c(I)c2
InChI InChI=1S/C15H11I4NO4/c16-8-4-7(5-9(17)13(8)21)24-14-10(18)1-6(2-11(14)19)3-12(20)15(22)23/h1-2,4-5,12,21H,3,20H2,(H,22,23)/t12-/m1/s1 Key:XUIIKFGFIJCVMT-GFCCVEGCSA-N

デキストロチロキシン（Dextrothyroxine）は、チロキシンのD-異性体（右旋性）である。コレステロールを下げる薬として研究されたが、心臓の副作用の為に中止された。肝リパーゼを増加させ、トリグリセリドの利用率を高め、血清中のリポタンパク質(a)の濃度を低下させる。左旋性のL-チロキシンは、内因性の甲状腺ホルモンであると同時に、甲状腺ホルモン補充療法に用いられる医薬品である。

関連項目

• レボチロキシン

参考資料