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モチーフ (生物学)
モチーフ (生物学)
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生物学におけるモチーフ(仏: motif)とは、規則正しく繰り返される幾何学的な装飾模様の単位、またはその組み合わせである。
モチーフ(仏: motif)とは、動機、理由、主題を意味するフランス語の音訳であり、生地のモチーフという意味から模様という意味がうまれ、生物学的な模様構造の意味でも用いられている。繰り返し単位、または、特徴が共通して見られる単位であり、配列であったりする。
構造生物学におけるモチーフ
タンパク質の構造モチーフは、二次構造の規則的な幾何学的空間配置(超二次構造)であったり、 機能的、構造的にひとまとまりであるドメインであったりする。
- ギリシャキー・モチーフ (Greek Key Motif)(グリークキー)
- βαβモチーフ
- ヘリックス - ターン - ヘリックス・モチーフ(→EFハンド)(ヘリックス - ループ - ヘリックス)
- Znフィンガー(-・モチーフ)
- ロイシン・ジッパー(-・モチーフ)
- ヘアピンβモチーフ(βヘアピン(-・モチーフ))、折り返しβ構造
- α構造、β構造、α/β構造、オープンα/β構造(~ドメイン構造という言い方もある)
- βバレル構造、TIMバレル
- アップ・ダウン・バレル(アップ・ダウン・βシート)
- ゼリーロール・バレル(またはモチーフ)(スイスロールとも)
- スーパー・バレル
- (モノ)ヌクレオチド結合モチーフ(Rossmanフォールド)
- グロビン・フォールド
参考文献
- Carl Branden, John Tooze 『タンパク質の構造入門』第2版、 東京:ニュートンプレス、2000年、ISBN 4315515604:模式図とトポロジー図を用いた、モチーフについての丁寧な解説。