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卵巣過剰刺激症候群

卵巣過剰刺激症候群

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卵巣過剰刺激症候群
分類および外部参照情報
診療科・
学術分野
婦人科学
ICD-10 N98.1
ICD-9-CM xxx
DiseasesDB 32038
MedlinePlus 007294
Patient UK 卵巣過剰刺激症候群
GeneReviews

卵巣過剰刺激症候群(らんそうかじょうしげきしょうこうぐん、: ovarian hyperstimulation syndrome)(OHSS)とは、排卵誘発剤に伴い多数の卵胞が発育することにより、卵巣腫大、下腹部痛などの症状を呈する症候群のこと。

症状

hMG-hCG療法(ゴナドトロピン療法)によって排卵誘発を行った症例の20~30%に発症する。排卵誘発剤により多数の卵胞が発育し卵巣が腫大し、それにより下腹部痛を生じる。また血管透過性も亢進し、それにより腹水胸水が生じ呼吸困難、乏尿となる。血液が濃縮されるため、血栓症を生じる。

治療

凝固予防にアスピリンヘパリン、腎血流量を増やすためにドーパミンなどが使用される。循環血減少に対し輸液、膠質浸透圧低下に対し、蛋白製剤(アルブミン)投与が行われる。

脚注

関連項目


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