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大理石骨病

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大理石骨病(だいりせきこつびょう、英語: osteopetrosis)は、全身の骨に硬化性変化をきたす症候群である。

概要

破骨細胞の機能不全により骨吸収が障害されるため、骨の硬化を生じる。

骨は硬いが脆く、骨折をきたしやすい。

原因

破骨細胞の機能に関与し、本症の原因となる複数の遺伝子異常が知られている。

分類

乳児型と成人型に大別される。

乳児型は重症型とも呼ばれ、常染色体潜性遺伝で、出生直後より骨髄機能不全による貧血易感染性、成長障害、肝脾腫、骨折を呈する。

成人型(軽症型)は常染色体顕性遺伝で、骨折により偶然見つかる場合が多い。

治療

根治的治療法はなく、対症療法が主体である。

歴史

1904年、Albers-Schönbergが初めて報告した。

参考文献

外部リンク

分類
外部リソース(外部リンクは英語)

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