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安息香酸エストラジオール
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安息香酸エストラジオール

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安息香酸エストラジオール
Estradiol benzoate.svg
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
法的規制
  • (Prescription only)
投与方法 筋肉注射
識別
CAS番号
50-50-0
ATCコード None
PubChem CID: 222757
ChemSpider 193412
別名 17β-Estradiol-3-benzoate
化学的データ
化学式 C25H28O3
分子量 376.488 g/mol

安息香酸エストラジオール(あんそくこうさんエストラジオール、: Estradiol benzoate)は、エストラジオール安息香酸エステルの一種。最初に製品化されたエストロゲン製剤であり、1936年にシエーリング・カールバウム(Schering-Kahlbaun)が特許を取得して、Progynon-Bの商品名で注射用油性製剤として販売された。現在では薬物動態学の点から、低頻度の投与で済むシピオン酸エストラジオール (estradiol cypionate吉草酸エストラジオール (estradiol valerateも使われている。融点は195℃、ラットへの皮下投与実験での半数致死量(TDL0)は、500μg/kg。

用途

月経障害や更年期障害の改善を目的とした医薬品、および動物用医薬品として、「オバホルモン」の商品名で懸濁注射剤が販売されている。副作用として、発癌のおそれがある。

関連項目

脚注


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