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拡張型心筋症
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拡張型心筋症
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拡張型心筋症 | |
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別称 |
うっ血性心筋症、 特発性心筋症、 原発性心筋症 |
拡張型心筋症のネズミの心臓の断面 | |
種類 | 頻脈性心筋症、その他 |
診療科 | 循環器学 |
症候学 | 疲労感、足の浮腫、息切れ、胸痛、失神 |
通常の発症 | 中年 |
原因 | 遺伝、アルコール、コカイン、特定の毒素、妊娠による合併症、特定の感染症 |
診断法 | 心電図、胸部X線、心エコーにより確定 |
鑑別 | 冠動脈疾患、心臓弁膜症、肺塞栓症、その他の心筋症 |
合併症 | 心不全、心臓弁膜症、不整脈 |
使用する医薬品 | ACE阻害剤、βブロッカー、利尿剤、血液希釈剤 |
治療 | 生活習慣の改善、薬剤、植込み型除細動器、心臓移植 |
予後 | 5年生存率 ~50% |
頻度 | 2,500人に1人 |
拡張型心筋症(かくちょうがたしんきんしょう、英: Dilated cardiomyopathy、DCM)は、心臓が拡大し、血液を効果的に送り出せなくなる状態のことである。症状は、無症状な場合もあり、疲労感、脚の浮腫、 呼吸困難などさまざまである。また、胸痛や失神を引き起こす場合もある。合併症には、心不全、心臓弁膜症、不整脈などがあげられる。
原因には、遺伝、アルコール、コカイン、特定の毒素、妊娠による合併症、特定の感染症などがあげられる。冠動脈疾患と高血圧が関与している場合があが、これらは主な原因ではない。多くの場合、原因は不明なままである。心筋症の一種であり、主に心筋に影響を与える疾患である。診断は、心電図、または胸部X線、または心臓超音波検査によって確定される。
心不全患者の場合の治療には、ACE阻害薬、ベータ遮断薬、利尿薬などの薬剤が用いられる。減塩の食事も効果的とされる。特定のタイプの不整脈がある人の場合には、血液希釈剤または植込み型除細動器が推奨される。これらの治療が効果的でない場合には、心臓移植が選択肢にあげられる。
約2,500人に1人が罹患している。女性よりも男性の方がより頻繁に発症する。発症が最も多くみられる年齢は中年である。5年生存率は50%である。子供にも発症する可能性があり、この年齢層で最も一般的なタイプの心筋症である。
外部リンク
分類 | |
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外部リソース(外部リンクは英語) |