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閉鎖孔ヘルニア
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Obturator hernia | |
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診療科 | General surgery |
閉鎖孔ヘルニア(へいさこうヘルニア、英語: obturator hernia)は、腹腔内臓器が閉鎖孔から脱出する外ヘルニアの一つである。
閉鎖孔は骨盤腔の前方の坐骨、恥骨、腸骨に囲まれる三角形の空隙である。
症状
大腿の深部に突出するので、腫瘤としては知覚できない。
閉鎖神経の知覚枝が圧迫されるため、膝から大腿内側・股関節部に疼痛をきたし、大腿を後方へ伸展・外転させると増強する。これをHowship-Romberg徴候といい、約37~60%でみられる。
疫学
腸閉塞の原因の0.4%を占める。脱出臓器はほとんどが回盲弁から100cm以内の小腸である。
高齢の痩せた多産の女性に多い。
診断
治療
ヘルニア門が小さく強靭であるため嵌頓を起こしやすく、原則として手術適応である。
脚注
参考文献
- 金澤伸郎ほか. 閉鎖孔ヘルニアの検討. 日臨外会誌 2008;69(9):2168-2172
分類 | |
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外部リソース(外部リンクは英語) |