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ヘノッホ・シェーンライン紫斑病

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ヘノッホ・シェーンライン紫斑病(IgA血管炎)
Henoch-schonlein-purpura.jpg
典型的な紫斑が両下肢臀部にみられる
分類および外部参照情報
診療科・
学術分野
免疫学
ICD-10 D69.0
(ILDS D69.010)
ICD-9-CM 287.0
DiseasesDB 5705
MedlinePlus 000425
eMedicine derm/177 emerg/767 emerg/845 ped/3020
MeSH D011695
GeneReviews

ヘノッホ・シェーンライン紫斑病(ヘノッホ・シェーンラインしはんびょう、Henoch–Schönlein purpura)とは、全身性の小血管炎を主徴とする疾患である。小児に頻繁に発症する。かつては、アナフィラクトイド紫斑病とも呼ばれ、現在ではIgA血管炎(IgAV)と呼ばれる。

概要

紫斑、関節痛、腎炎、消化器症状を主徴とする細小動脈〜毛細血管炎を主徴とし、紫斑、関節炎、糸球体腎炎などの症状を呈する。小児(4歳から7歳)に多発し、秋から冬に多い。

原因

皮膚やその他の部位の小動脈へのIgAを含有する免疫複合体の沈着と、その結果生じる補体の活性化によりおこる。抗原として考えられているのはA群β溶血連鎖球菌ウイルス昆虫咬傷、薬物などである。β-溶連菌への感染が原因の30%から50%とされている。

治療

主に対症療法である。症状が激しい場合はステロイドを使用する。

参考画像

脚注

関連項目

外部リンク


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