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ロスバスタチン

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ロスバスタチン
Rosuvastatin-Formula V3.svg
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
胎児危険度分類
  • AU: D
  • US: X
法的規制
投与方法 経口
薬物動態データ
生物学的利用能 20%
代謝 肝臓
半減期 19 時間
排泄 ほとんどが未変化体で糞中4.9%及び尿中76.8%
識別
CAS番号
287714-41-4
ATCコード C10AA07 (WHO)
PubChem CID: 6439133
DrugBank APRD00546
ChemSpider 393589
化学的データ
化学式 C22H28FN3O6S
分子量 481.539

ロスバスタチン(Rosuvastatin)は、塩野義製薬が創成した医薬品である。脂質異常症の治療薬で、日本ではアストラゼネカとの併売、他国ではアストラゼネカが販売している。商品名クレストール

適応症

禁忌

原則禁忌

  • 腎機能に関する臨床検査値に、異常がある患者へのフィブラート系薬剤との併用

副作用

治験時の副作用発現率は18.8%であり、主な副作用は、筋肉痛(3.2%)、ALT(GPT)上昇(1.7%)、CK(CPK)上昇(1.6%)であった。

添付文書に重大な副作用として記載されている項目は、横紋筋融解症ミオパチー、免疫性壊死性ミオパチー、肝炎、肝機能障害、黄疸、血小板減少、過敏症状(血管浮腫等)、間質性肺炎末梢神経障害多形紅斑である。(多形紅斑は頻度不明。その他は0.1%未満。)

作用機序

いわゆるスタチン系薬剤のひとつである。メバロン酸代謝を阻害するHMG-CoA阻害剤であるが、ロスバスタチンの薬効は他剤と比較して強力であり、「ストロングスタチン」のひとつである。

特徴

ロスバスタチンは、心血管疾患のない中等度リスクの人において、心血管イベントを有意に抑制した。(ハザード比 25%低下、P<0.001)


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