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神韻

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神韻芸術団
種類
舞台芸術団
設立 2006年
本社
米国 ニューヨーク カドバックビル
事業地域
全世界
部門 神韻ニューヨーク芸術団、神韻国際芸術団、神韻巡回芸術団
ウェブサイト shenyunperformingarts.org

神韻芸術団(シェンユンげいじゅつだん、英名:Shen Yun Performing Arts)とは、中国の古典舞踊や民族舞踊を披露する舞台芸術団体である。米国ニューヨークに拠点を置き、演目は中国の伝統文化、歴史の物語を表現するものが多く、独自のオーケストラ「神韻交響楽団」を有する。

概要

神韻芸術団は、中国共産党の数十年の統治下で破壊された中国五千年の伝統文化を復興するという目的を持ち、2006年に設立され、2007年に初ステージを披露。当初は90人ほどの団員が在籍していたが、2017年公演では500人あまりの団員が形成する5つの舞踊団とオーケストラに規模を拡大し、北米のみならずヨーロッパオセアニアアジアなど世界各国で巡回公演が行われるようになっている。2007年に初来日した神韻芸術団は東京大阪で公演を行なって以来、一年に一度来日し、東京大阪、京都、名古屋広島福岡などの大都市で公演を行っている。

歴史

神韻は祖国を離れた北米在住の法輪功を信仰する華人たちにより、2006年にニューヨークで設立された。神韻芸術団の最初のツアーは2007年にダンサー、ミュージシャン、ソリストと製作スタッフなど90人のアーティストによって行われた 。神韻の目的は中国共産党政府によって破壊された「中国5000年の伝統文化の復興」であるという。初期の公演は、「チャイニーズスペクタクル」 、「ホリデーワンダー」 、「新年祝賀祭」、「ディヴァイン パフォーミングアーツ」などの名称で行われたが、現在では「神韻」に統一されている。2016年の時点で、神韻は同時に世界ツアーを行なうことのできる、オーケストラ付きの独立した5つの芸術団に拡大した。 2010年末までに、約100万人が公演を鑑賞した。

公演内容

神韻は毎年演目を一新し、2時間30分の公演は、中国古典舞踊や古典民族舞踊、ソリストオペラ歌手による独唱など、およそ20前後の演目により構成される。それぞれの演目の前には、バイリンガルMCが中国語と現地の言語で各演目の紹介を行なう 。

舞踊

神韻の各芸術団には男女合わせて約60人のダンサーが在籍しており、多人数による大掛かりな中国古典舞踊劇は、神韻の主な見所となっている。中国古典舞踊とは、跳躍・回転・宙返り・毯子功(タンズゴン)など豊富な技巧を含む、数千年にわたって継承された包括的かつ豊富な舞踊形態である。 神韻の舞踊劇は、木蘭(ムーラン)、西遊記水滸伝、三國志など、中国の歴史や伝説上の物語を題材とし、イ族ミャオ族モンゴル族など、様々な民族舞踊を披露している。

アーティスト

プリンシパルダンサー

オーケストラ

ソリスト

振付師作曲家

在籍人員はHPでも参照可能。

ツアー

神韻芸術団は約90人のダンサーと、オーケストラソリスト、芸術監督や制作スタッフを持つ舞台芸術団として2006年に設立された。2007年のシーズン中に、同芸術団は32公演を行い、推定20万人の人々が鑑賞した。それ以降、同芸術団はダンサー、ソリスト、オーケストラの人数を増やし、現在は5つの芸術団に規模を拡大して世界同時ツアーを行っている。5つの芸術団は1年のうち7か月にわたり世界同時ツアーを行い、北米ヨーロッパアジアオーストラリアラテンアメリカを巡回し、世界140以上の国と地域で公演を行っている。著名な公演会場としては、ロンドンロンドン・コロシアムパリパレ・デ・コングレワシントンD.C.の、ケネディ・センターオペラハウス、ニューヨークリンカーン・センターデビット・H・コーク・シアターなどが挙げられる。2010年までに、全世界で推定100万人の観客が神韻公演を鑑賞した。

5大陸で巡回公演が行われているにもかかわらず、神韻は中国大陸では上演されていない。また、中国政府は外国の大使館や領事館を通して政治的圧力をかけ、海外での神韻公演を中止させようとした。中国の外交官は西側諸国の議員に、神韻公演は中国のイメージを故意に汚すプロパガンダであると記述された書簡を送り、公演を鑑賞しないようにと強く要求した。

神韻は、2010年1月に香港で公演を行なう予定だったが、香港政府によって、神韻の制作スタッフの入国ビザ発行が拒否されたため、キャンセルされた。入国ビザの発行拒否は、同年3月に解除された。

脚注

関連項目

外部リンク



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