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被角血管腫
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被角血管腫 | |
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分類および外部参照情報 | |
診療科・ 学術分野 |
腫瘍学, 皮膚科学 |
ICD-O | M9141/0 |
DiseasesDB | 31444 |
MeSH | D000794 |
GeneReviews |
被角血管腫(ひかくけっかんしゅ、英: angiokeratoma)は、表面に過剰な角化を伴う血管腫(丘疹)の一種。
ダーモスコープを用いると、患部の中の球状に拡張した血管が確認できる。
患部が破裂した場合は出血を伴うこともある。また、レーザー治療も導入されている。
病型
皮膚病理発展推進機構においては、5つの病型に分類している。
単発性被角血管腫
外傷後の反応として発生。青・黒色。
ミベリ(Mibelli)被角血管腫
小児や思春期の手足に発生。凍瘡の既往歴がある人に起こることが多い、疣状の丘疹。
陰嚢被角血管腫・外陰被角血管腫
陰嚢被角血管腫(いんのうひかくけっかんしゅ、英: angiokeratoma scroti)は、陰嚢にできる2-30mmほどの暗赤色の良性腫瘍。角質増殖と血管拡張を伴う。30歳以降の男性に発生し、老人性血管腫の一種という説がある。
外陰被角血管腫(がいいんひかくけっかんしゅ、英: angiokeratoma of the vulva)。女性も経年とともに、外陰部に発生することがある。
母斑様限局性被角血管腫
(ファブリー)限局性被角血管腫ともいう。出生時に既に発生することも多い、稀なタイプ。列状の丘疹・局面。
びまん性体幹被角血管腫
ファブリーびまん性体幹被角血管腫ともいう。経年が原因ではなく、α-ガラクトシダーゼAの欠乏による、リソソームの貯蔵障害に起因するものとされる。