テトラカイン
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| IUPAC命名法による物質名 | |
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| 臨床データ | |
| 投与方法 | 局部, 硬膜外, 脊髄 |
| 薬物動態データ | |
| 血漿タンパク結合 | 75.6 |
| 識別 | |
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CAS番号 |
94-24-6 136-47-0 (塩酸塩) |
| ATCコード | C05AD02 (WHO) D04AB06 (WHO)N01BA03 (WHO)S01HA03 (WHO) |
| PubChem | CID: 5411 |
| KEGG | D00551 |
| 化学的データ | |
| 化学式 | C15H24N2O2 |
| 分子量 | 264.363 g/mol |
テトラカイン (tetracaine) とは局所麻酔剤の1つである。作用の強い麻酔薬であり、副作用も強いため用途は限られており、主に脊髄くも膜下麻酔に使用されている。商品名 テトカイン。2000年にブピバカインが脊髄くも膜下麻酔に認可されるまでは、日本においては脊髄くも膜下麻酔の主力薬剤であった。またリドカインと混合して局所麻酔として使用される場合もあった。
薬理作用
Na+チャネルの開口部に内側から入り込みチャネルに結合し、Naの透過を阻害して活動電位の振幅と伝導速度の低下させる。製剤が粉末であるため、5%糖液を溶媒とすれば高比重液、蒸留水を溶媒とすれば低比重液を作成でき、脊髄くも膜下麻酔時の髄腔内での薬液の広がりを調節しやすい。しかし、脊髄くも膜下麻酔用に適応が拡大されたブピバカインの方が、作用時間が長いために、テトラカインよりも麻酔科医に好まれるようになっている。