 
				ミコナゾール
ミコナゾール
Подписчиков: 0, рейтинг: 0
			| この記事は医薬品の承認試験に基づいています。添付文書の記載は対象、期間、使用条件など限定的な条件です。さらに偏りのない研究や専門団体のコンセンサスへの言及が推奨されます。 可能なら内容を見直し適切な出典を追加してください。(2018年6月) | 
|  1 : 1 mixture (racemate) | |
| IUPAC命名法による物質名 | |
|---|---|
| 
 | |
| 臨床データ | |
| 法的規制 | |
| 投与方法 | 外用, 膣, 経口, 静注, 髄腔内注入 | 
| 薬物動態データ | |
| 生物学的利用能 | n/a | 
| 代謝 | n/a | 
| 半減期 | n/a | 
| 排泄 | n/a | 
| 識別 | |
| CAS番号 | 22916-47-8 | 
| ATCコード | D01AC02 (WHO) A01AB09 (WHO)A07AC01 (WHO)G01AF04 (WHO) | 
| PubChem | CID: 4189 | 
| DrugBank | APRD01115 | 
| ChemSpider | 4044 | 
| KEGG | D00416 | 
| 化学的データ | |
| 化学式 | C18H14Cl4N2O | 
| 分子量 | 416.127 g/mol | 
ミコナゾール(Miconazole)はアゾール系(イミダゾール系)抗真菌薬の一種で、皮膚・粘膜等の真菌症に適用される。1969年、ヤンセン・ファーマスーティカにより開発された。
他のアゾール系抗真菌薬と同様、真菌の細胞膜に含まれるエルゴステロールの生合成を阻害する。主として硝酸塩の形で皮膚・粘膜に適用され、単独で内服用にも適用される。真菌による頭垢・湿疹の防止用に、シャンプー・リンス・液体石鹸に配合した製品もある。またリーシュマニア症にも用いられる。
医薬用途の他に、一部のカラーフィルム製品の現像用定着液にも用いられている。
WHO必須医薬品モデル・リストに収載されている。
適応症
クリーム
ミコナゾール硝酸塩クリーム剤としての適応症
腟坐剤
ミコナゾール硝酸塩腟坐剤としての適応症
- カンジダ腟炎・外陰腟炎
経口
ミコナゾール経口剤としての適応症
- 口腔カンジダ症、食道カンジダ症
注射剤
ミコナゾール注射剤としての適応症
禁忌
経口剤と注射剤は、ワルファリン、ピモジド、キニジン、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、ニソルジピン、ブロナンセリン、エルゴタミン、ジヒドロエルゴタミン、リバーロキサバン、アスナプレビルと薬物相互作用を起こすので、これらの薬を投与中の患者は使用してはならない。
副作用
注射剤では以下のような重大な副作用が現れる場合がある。
- ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明)
- 肝機能障害(5%未満)、黄疸(頻度不明)
- 急性腎不全(頻度不明)
- QT延長、心室性不整脈(心室性期外収縮、心室頻拍等)(頻度不明)
- 汎血球減少、白血球減少、血小板減少(頻度不明)
投与経路別の副作用発現率は、クリーム:0.80%、腟坐剤:0.19%、経口ゲル:2.7%、注射剤:12.9%である。
